学校でオンライン授業がはじまることからどんな準備をすれば良いかお問合せをいただきました。オンライン授業には次の3種の方法があるようですが、対象となる方法をお聴きするとともに準備のポイントをお応えしました。

<オンライン授業とは>

①リアルタイム授業:リアルタイムでの双方向による学習が可能。その場で質問できたりするのが大きなメリット。

②オンデマンド授業:録画しておいた動画の視聴。質問等は別にメールや掲示板システムを使う。

③課題提出型授業:事前に資料をメールや掲示板システムで配布し、質問等もメールや掲示板システムを使う。

 

<準備のポイント>

①デバイス(端末)の準備について

スマホ、タブレット、パソコンの用途とスペックはどうするべきか、準備するツールは?

②ネットワーク環境について

セキュリティ、通信容量、契約プランはどうする?

会社の「テレワーク」にも通じるテーマですね。実際に私がWEB会議(ZooM)、お問合せいただいたお客様はスマホでお話させていただきました。内容の一部を記載します。

●授業を受講する場合のデバイス(端末)はどうすればよいでしょうか。

スマートフォン、タブレット、パソコンなどが主なデバイス(端末)となります。学生の皆さんはスマートフォンは大変身近なデバイスかと思います。Youtubeなどの動画視聴にも慣れているかもしれません。しかし、受講時及び受講後の質問や課題の提出などがある場合、概ねOffice(EXCEL、WORD等)をダウンロードしたりアップロードする事も考えられます。結論としては、持ち運び可能なノート型パソコンが最適かと思います。

●ノート型パソコンのスペックはどうしたら良いでしょうか。

オンライン授業を提供する側(学校)より推奨スペック(動作環境)が提示されているはずです。それを参考に選定します。注意すべきはCPUとメモリです。Windows10で動作する前提の場合、CPUはi5以上、メモリも8Gあれば十分です。(メモリ4Gでも動作するのに支障はないと記載のある場合が多いですがやはり8Gをお勧めします)

オンライン授業がリアルタイムの場合はZooMなどWEB会議システムが必要です。WEB会議システムもオンライン授業を提供する側(学校)に確認しましょう。WEBカメラ、マイクも用意しましょう。(パソコンのカメラとイヤホンマイクでも十分です)

また、ネットワークを活用して実施されますのでセキュリティには十分注意してください。ウイルス対策は必須です。

●ネットワーク環境はどうしたら良いでしょうか。

資料をダウンロードしたり、動画の視聴、WEB会議アプリを使ったリアルタイム授業など、通信容量が多くなります。参考までに、ZooMを使ったオンライン授業を1時間受けると、大体300MBくらいの容量が必要になると言われています。通信容量の小さいプランでは簡単に容量オーバーになってしまいますので、通信容量を気にせずに使えるギガ放題のプランや、光回線、WiMAXなどを使用することをお勧めします。